ビョウキのページ   その参
病気とゆーかケガ(?)とゆーか 先天性股関節脱臼のページ
  9ヶ月通った大学病院からの紹介で障害児医療センターで手術。 障害児って・・・


2002/01/18(金)
1歳1ヶ月 翌日さっそく104にTELして病院に連絡してみたら、月曜に来てくれとのコト よかった月曜ならおっくんが休みだから車で一緒に行けるや
電車だと乗り換え3回 1時間半以上かかるとこだから 正直車でないと通えないし・・・
2002/01/21(月)
新しい病院へ ひろーい敷地 通院してる子も入院してる子もみんな車椅子。 ちょっとヘコむ
普通に子育てしてたら絶対に見ない光景だよなぁ・・・ 恐らくウチの母も見た事ないんじゃないかなぁ アタシ健康な子だったから
院長先生かな?紹介状宛ての先生 結局手術しましょうとのコト アタシもおっくんも入院や手術って言葉に縁がなかっただけにちょっとワクワクドキドキ でもキズが残るしナツに申し訳ない気持ちでいっぱい

今日は入院の為の検査。レントゲン・採血・心電図・・・ ナツは大泣きしてた
手術自体は全身麻酔で1時間程度。 入院は1週間ホドらしい
手術内容は麻酔した状態で脱臼部分を戻せれば 切らずに5分で終了。(普通の状態だと入れようとしても抵抗されて入れられないみたい) それがムリだったら5センチくらいメス入れて骨を移動させるらしい(そうなると1時間かかる)

手術日は3月アタマ それまではギブスしててもしょうがないんではずして生活
2002/03/04(月) 入院初日!
1歳2ヶ月 いよいよ今日から入院。 何日入院するかはマダ未定。 院内の子供たちは6歳から14歳くらいかな 平日は親の面会はないんだけど週末には家に帰れるらしい。 みんなまだ小さいのにえらいなぁ

今週の(手術日は毎週水曜日)外来の手術患者のなかでナツは1番小さいからか院内の女のコ達がいっぱい集まってきた。 ナツもうれしそうにみんなと一緒に遊んでた
病院の廊下を得意のたかばいで・・・ 廊下汚いからハイハイだめだよって看護婦サンにいわれたけど 水曜にはハイハイできなくなるかもしれないから今のうちにいっぱいやっとけ
他の外来の患者サンは中学生の男のコと4歳の男のコと女のコ。 みんなビデオデッキ持参 お父さんが一生懸命病院のテレビに接続してた。 たしかに手術後は1日中ベッドだから好きなビデオとかみせてあげるタメか ナルホド

入院食は離乳食を用意してもらったんだけどあまり食べず、粉ミルク(病院で用意してもらった)を飲んだ。 ちなみに付き添いのアタシには食事はナシ(あたりまえか・・・) 今思えば普通食出してもらってアタシが食べたらよかったなぁ

採血なんかをしてくれる男の人 てっきり男だから先生だと思ってたけど看護士サンらしい 初めてみたよナースマン
脱臼と遺伝についての研究用に手術時に細胞のサンプルを欲しいと書類を持ってきた よくわかんないけど 少しでもお役に立てればと承諾 
2002/03/05(火)
今日もナツはみんなと遊びまわってた ホールにおいてあるおもちゃで遊んだりハイハイしたり 明日からは当分ハイハイできないんだろうなぁ
全身麻酔ってどんなカンジなんだろう? 手術の後ってやっぱり痛いんだろうなぁ

院内のコ達は日中院内学級にでも行ってるのか昼間はホールにも部屋にもいなかった
午後になるとホールでリハビリしてる子が2.3人 看護婦サンからみんな親と離れてるからと あんまり親子でホールにいないようにと言われる そっか配慮が足りなかったな それから部屋に閉じこもり

そうそう親用にベッド用意してあるんだけど 高さが15センチくらいで幅が45センチくらいの長さはどれくらいだったかなぁ? ちょっと忘れちゃったケド コレ折りたたんであるんだと思ったらこの大きさしかないみたい? ええぇ!? 隣の太ったお母さんゼンゼンはみ出しちゃうじゃん(失礼!) 昨日どーやって寝たの?
アタシはナツと一緒に患者用ベッド(大人サイズ)でぐっすり寝てたケド・・・ しかも昼寝まで
2002/03/06(水) 手術日!
いよいよ手術当日! 10時スタート いっちょ前に手術室まで移動用ベッド(救急車とかで使うようなやつみたいの)を用意してもらったのに アタシから離れると泣いちゃうからダッコで移動
ちっちゃな手術服着て頭にキャップかぶって最後、手術室にはベッドに乗って泣きながら入っていった。 ガンバレ!

部屋に戻ってひとりでいると悲しくなりそうなんで 持参したクロスワードパズルを始める。 気が付くと10分たってる・・・ やっぱりメスいれたんだ・・・ 太ももの付け根に手術の跡 大きくなったらどう思うのかなぁ 嫌がるだろうなぁ なんて思いながらもパズルを解いていく

1時間くらいたつとベッドに寝かされて戻ってきた。 ダッコしてあげると重っ! 足が180度開いた状態で石膏で固められていた。 手の甲には点滴 わんわん泣くかと思ったケドおしゃぶりをつけたら落ちついたのか ゼンゼン泣かなかった おしゃぶりサマサマ 随分と助かりました。

点滴は痛み止めと化膿止め 1日中点滴してた 食事はミルクばっかり

アタシ(待ってただけだけど)もナツも疲れたから少し休んでいたいのに 院内の子供達は容赦無くやってきて部屋の入り口でワイワイおしゃべり 他の患者サンたちもいるから仕方なくホールでおしゃべり なんだか女の子の多い病院なのか男の子が部屋から出てこないだけなのか 異常ににぎやかでした 女の子って赤ちゃん好きだよね
2002/03/07(木)
今日も朝の7時から”なっちゃーん”ってお誘いが・・・ みんな毎日退屈なんだろうな
それにしてもみんな元気! 足が悪いだけで後はなんとも無い子ばっかだから元気がありあまってるカンジ でもみんな車椅子だったり松葉杖だったり歩行器(?)だったり


お昼に点滴は終わったけどまだ手に針は刺さったまま 痛々しい・・・
寝返りが自由にできないから少しグズってた

ナツが昼寝してる間に食事を買いに行ったりシャワーを浴びたり ナカナカ寝ないと大変
他のお母さん達は子供に待っててもらって 外に買出しにいってるみたい ナツはアタシが離れると泣いちゃうからちょっとそれはムリ
お昼にパン屋が売りにくるんだけど別の棟にしかこないから看護婦サンに 一緒に移動出来る様に車椅子を借りる 足が邪魔して普通のじゃ乗れないから大人用のリクライニングベッド(デカッ)を借りる これで院内の移動がラクに 
2002/03/08(金) 退院日!
1歳3ヶ月 朝 手術の経過を見るためにレントゲン撮りましょうと 
レントゲン室のある隣の棟に移動しようとすると 看護婦サンがここでいいですよって…?
病室で待ってるとゴトゴトとなにやらデカい物が なに?移動式のレントゲン? すげえ そんなのあるんだぁ

先生から今日の夕方退院してもいいよといわれる(最初は日曜の予定だった) 週末は院内の子達は家に帰って外来患者だけになるらしい 洗濯物や飼い猫も心配なので明日退院することに

今日退院の子がいるらしくお別れ会が夕食時に開かれてた アタシも参加できるのかと思いきや 長期入院の子だけらしい・・・

家に帰ってからも患部の消毒や薬飲ませたりしなきゃなんないんだけどネ
ナツの手術はやっぱりショックだったけどアタシのせいで脱臼させちゃったんじゃないかと思ってたから そうじゃないってわかったからちょっとホットした。(実は生まれて1ヶ月半位の時にダッコひもをむりにつけようとして 大泣きされたことがあった。)
原因は骨と骨の間にじん帯があってそれがジャマして関節がうまく収まらなかったらしい

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